最近仕事先の後輩くんからこんな質問がきました。
AIで生成した画像を素材として使っても良いですか?
これを聞いた時には時代を感じちゃいました。
昨今AIの普及が目覚ましいとは思っていましたが、ここまでとは。
実を言うと僕自身、少し前までは正直、戦々恐々としていました。
今やっていること、全部AIに奪われるんじゃないか?
って思ってましたもん!
でも今は、せっかく提供してくれた新技術なんだからうまく付き合えるんじゃないかって考えています。
その後輩くんに伝えたこと、もしかしたら言えてなかったかもしれないことを書き綴っていければと思います。
AIはツール…だと思う
みんながこぞって使っているAIですが、
そもそもAIって何でしょう?
AIとは「Artificial Intelligence」の略で、日本語では「人工知能」と訳されます。コンピューターが人間のような知能を持つように、学習や推論、問題解決などの機能を持つように作られた技術のことです。翻訳、自動運転、画像認識、医療診断など、様々な分野で活用されています
こんな感じでした。
この記事を見ている時点ですでに知っている方も多いと思いますが、
客観的にモノを見るときに必要ですからね。
ちなみに僕の考えでは、AIは“道具”の一つだと思っています。
もちろんもっと進化すれば、もしかしたら2112年ごろにはネコ型ロボットが産まれているかもしれません。
でも、今のところAIは「人が指示を出すと、それに従って動いてくれる存在」という認識です。
これってパソコンのデザインツールと同じ立ち位置ですね。
昔は紙とペンで描いていたものが、今ではパソコンに指示をすることで絵を描くという風に置き換わりました。
それと同じじゃないかなと考えています。
「AIはもっと特別な存在だ!」という意見もあるかもしれませんが、あくまでこれは僕個人の意見なので、どうかご容赦を。
生殺与奪の権をAIに握らせるな!
…タイトルにも入れました…はい…言いたかっただけです(笑)
さて、AIは“道具”と言いましたが、それだけでは語れない面もあります。
なぜって、AIは自分で考えて行動しますからね。
つまり行動が独り歩きする可能性があるわけで、制御が必要なわけです。
それゆえに、責任の所在が重要になります。
例えば、AIに文章を書かせたとします。
その情報って本当に正しいことなのか?
誤解を招く表現をしていないか?
自分が伝えたいことを書いているの?
これらの最終的な判断をするのって、人間ですよね?
AIによって生成された文章は、あくまで“参考意見”。
それを鵜呑みにして、そのまま世に公開して、責任を被るのは指示を出したあなた自身です。
そこでトラブルが起きてしまって、実は生成AIが作ってたといったところで、それを指示したのはあなた自身なので、結局あなたが悪いってことになりますよ。
人間に例えたら、上司と部下の関係に似てますね。
仕事の結果には、最終的に「上司」である人間が責任を持つ…
そんな関係です。
ここでもAIは道具という考えがかかわってきます。
包丁など危険な道具で人を傷つけたら、それは使った人間の責任です。
でも、本来包丁は食材を切る上で、とても便利な道具便利な道具です。
要は使いようですね。
だから、改めて言いたい。
殺生与奪は言い過ぎかもしれませんが、あながち間違っていないと思います。
画像生成って使うのは問題か?
これも僕の私見になりますが、
生成した画像そのものに価値を与えない場合は、使っていいと思っています。
簡単に言えば、売り物にしなければ使ってもいいんじゃないかってことです。
例えば、絵師さんの丹精込めたイラストレーションを、素材としてパクってそれを同人誌として販売する。
…これって完全アウトですよね。
でも、背景を生成してガッツリ加工したら……それって写真素材とどれくらい違うんでしょう?
その点だけを見ると、フリー素材と大きく変わらないとも言えます。
ただし、使うこと自体が問題視されるケースがあるというのも事実です。
それは…みんなももうわかってると思います。
そうですね。著作権ですね。
ネットには著作権を無視して無断転載している写真素材もゴロゴロ転がってます。
無料の写真素材すらこんな状態なのに、AIで生成した画像がその点をクリア出来てるのってのが正直疑問です。
ですが、Adobe Fireflyのように、著作権に配慮されたAIプラットフォームも存在しています。
商用利用が可能な状態であれば、僕は特に文句はないですね。
まずは、利用するプラットフォームの規約をしっかり確認しましょう。
間違い探しは得意?
最後にもう一つ、大事な問題があります。
それは、生成された画像を使用する前に、この画像は正しいかどうかを判断できるかということです。
例えば、分かりやすいものをあげるとするなら、人物を生成した時の画像がこちら
↓
微笑ましい老夫婦の画像ですが、
近づいて確認してみると違和感がかなりすごい。
顔の雰囲気が変だって気づきませんか?
特におばあさんの顔は分かりやすいと思います。
ほうれい線が鼻のところまでのびちゃってます。
それに二人とも耳がつぶれちゃってますね。
他にも手の違和感を感じます。これは、分かりやすいですね。
画像生成の弱点の1つでもあるので、すぐにわかったかと思います。
こんな感じで、ここに間違いがないか?あそこに間違いがないか?
僕たちはそんな判断をしながら画像を選ばないといけないわけです。
…ということは、AI生成画像を使うためにはどんなことをしたらいいか?
それは、正解とされるもの、本物をたくさん見ることです。
あなたは果たして本物を見分ける力を備えていますか?
自信をもって大丈夫って言うヤツほど怪しいもんですぜ。
まとめ
色々好き勝手に書きましたが、僕が思う意見はこんな感じ。
- AIは道具!それ以上でも以下でもなし
- AIのやったことは使った人間の責任
- 人間とAIは上司と部下の関係であることを忘れないこと
- 著作権に配慮して画像を扱うこと
- 審美眼を磨いて、AIを活かすのはあなた次第!
AIとこれからも良い関係を築いていきたいですね。